歯科技工士 戸矢 隆の人間の原型を探る1

宇宙はビッグバンから始まり

素領域の膨張と収縮から
振動と回転が始まり
螺旋回転と渦巻きが生まれ
回転から素粒子が生まれる

素粒子は陽子になり電子になり原子が生まれる
原子は元素になり物質が生まれる

素領域の膨張と収縮から
宇宙の拡散と収束が生まれ
拡散は宇宙の膨張を生み
収束は星を形成する

収束は
銀河系を生み
太陽系を生み
地球と月を生む

宇宙からのアミノ酸の飛来により生命が生まれる

脊椎動物が生まれ
哺乳類が生まれ
霊長類が生まれ
ヒトが生まれ
ヒトは立つ
四つ足は
手と足になる

私が生まれる

わたしのからだのかたち

私達人類は全ての生命と同じく
素領域の中で
膨張と収縮 振動と回転
螺旋回転と渦巻き
と共に誕生して
今もその中にいる

同じ環境 同じ条件の中で
無数の生命が
それぞれのかたちを形成して
絶滅し 
あるいは今も生き続けている

年代や地球上の位置 地域により
気候 気温 酸素の量 風土 土地
に適応した無数の命のかたちが生まれる

それぞれの命のかたちは
なろうとして成ったかたちなのだろうか
なるべくして成ったかたちなのだろうか

蝶や蜻蛉は綺麗に左右対称のシンメトリーである

同じ蝶でも種類によってかたちは違う
同じアゲハ蝶ならばほぼ同じであり個体差の区別は私にはつかない

同じ牛や馬や鹿も種により姿形は違う
同じ馬の同じ種で同じ色であれば
私には区別がつかない

人間も人種によって違う
同じ人間の同じ人種であっても
これは私にも個々の区別がつく

母と隣のおばさんとを見間違えることはない

鯵と甲虫と猫と犬と牛と馬と鹿と猿と人間が並んていても瞬時に見分けがつく

命のかたち いきもののかたち

日本人の全身に左上がりの左螺旋回転の捻じれを見い出すことか出来る
日本人は北半球に居住しているので左螺旋回転なのである
これは地球の自転と公転から受ける宇宙の法則である

月の引力からもヒトの人体に大きな影響を受けている

宇宙全体が螺旋回転 渦巻きの中にある
 
地球の物体全てが螺旋回転 渦巻きの中にあり
螺旋回転 渦巻きからの力を受けて
気体も液体も固体も鉱物も植物も動物も
北半球では左螺旋回転に捻られいる

ここまでは自然現象であり
宇宙の法則 自然の法則に則っている

口腔内の天然歯牙に虫歯が出来る
ここからである
歯科医院に行き虫歯治療を受ける
ここからは宇宙の法則 自然の法則から踏み外す

虫歯を削り 銀歯を入れる
宇宙の法則 自然の法則に則ったヒトのからだのかたちを
容易く変えてしまう

全身と下顎には左螺旋回転の力が働いているのである
虫歯を削る一削り毎に
下顎のずれに抵抗している咬合接触点を失い
下顎は左螺旋回転してずれてゆく

クラウンと呼ばれる全部鋳造冠では
天然歯牙の咬合接触点を全て削り
ブリッジと呼ばれる3本連続鋳造冠では
天然歯牙の3本全ての咬合接触点を削り
下顎は飛躍的に大きく左螺旋回転してずれてゆく

二足直立の人間の全身の最上位で重い頭部の重い下顎がずれて生まれたアンバランスを
人間自ら全身を歪めさせて
全身のバランスを取ろうとする
歪めさせた部位には
頭痛 肩凝り 腰痛 膝痛 足首痛 足裏痛 等の
凝りや痛むや痺れや機能障害が発症する

慣行の歯科治療は
全身を見ず
宇宙の法則も自然の法則も知らず
考えもせず

全身全体の一部を全身全体を見ずして
宇宙の法則も自然の法則も無視して
全身全体のバランスを保つている
全身全体の一部のかたちを勝手に変えて
全身全体のバランスを壊している

全身のバランスを壊すと云うことは
全身を壊していることと同じなのである

歯科大学で教えているままの
現行の慣行歯科治療を
直ちに変えなければ
歯科治療が日本人の全身疾患を生み続けている構図は変わらない