歯科技工士 戸矢 隆の人間の原型を探る5


60万年前
氷河期に入る
50万年前
北京原人が火を使い始める

寒かったのであろう
体毛が薄い またはあまり無い
氷河期に裸である
冷蔵庫で裸である

森林の木から降りて草原に立つ

体毛は要らなくなるのか
直立二足歩行をする

体毛は要らなくなるのか

火を使い
動物の肉を焼いて食べ
毛皮を体躯に巻きつける
体毛は欲しくならないのか

何故
原人は火を怖がらないのだ
何故
人間は火を怖がらないのだ


NHKの海外ドラマ
大草原の小さな家
大草原に最初の掘っ立て小屋を建て
入口にドアが無く
ムシロの様なものを吊り下げただけ
だったとき

オオカミの群れが集まって来て
お父さんのマイケル・ランドンが
入口に火を焚いて
ライフル銃を抱えて座り込み
家族を守っていた

原人達は洞穴の入口をどうしていた
のだろうか
オオカミやイノシシが
もののけ姫のモロや乙事主のように
巨大であったならば
石器のついた槍の穂先でも
なかなか太刀打ちできなかっただろ

直立二足歩行 薄い体毛
氷河期 火を用いる 石器を作る
肉を焼いて食べる 毛皮の衣服を着
る 酒を作り飲み酔う
酒は霊長類の初めのツバイに始まる

ホモ・エレクトスは絶滅する

例えば
まだ私が若い頃
女性に興味が有り過ぎるほど
有り過ぎた頃
もし
若い男性が女性に興味が無くなった

人類が滅んでしまうよ

開き直った言い訳をしたものである

絶滅したヒト科の皆さんは
その辺はどうだったのであろうか
繁殖力が足りなかったのだろうか

絶滅の原因は餓死であるという
もちろん
頭蓋骨に穴の開いた化石人骨も見つ
かるらしいが
そう多くは無いらしい
クロマニヨン人ネアンデルタール
人を攻め滅ぼして絶滅させたわけで
は無いらしい

餓死というのであれば
狩りの優劣と云う事になるのか

生物は進化して
人類も進化してきた
何のために

例えば
ホモ・エレクトスで進化が止まって
いたら
人類は
絶滅していたのか

進化しなければ
絶滅するのか

ならば
現代人は進化するのか
現代人の進化とは
または停滞とは
または退化とは

この自然淘汰の自然界で退化など
している暇があるのだろうか
進化しなければ
現代人は絶滅するのか

進化と言えば
人類は脳が発達して来た
手作業も発達して来た
今や
人類が作り出すものは石器どころ
ではない

頭脳と肉体のバランスはどうなのだ
ろうか

サバンナを駆け回っていた頃の肉体
と現代人の肉体はどうだろうか

オリンピックの100メートル走や
ラソンの記録更新は進化なのか

氷河期は洞穴に入り
火を焚いて暖をとる

例えば
東北地方
豪雪地帯は冬期雪に覆われ
家に籠もり囲炉裏で暖をとる
火を見つめて思索に耽り哲学が発達
したと云う

氷河期は人類に哲学をもたらせたと
言えるのだろうか

ホモ・エレクトスは絶滅して
ホモ・エレクトスの1亜流
ホモ・エルガステルから
旧人類に進化してゆく


外は雨が降っている
空間と水を
窓から眺めている

原人達も洞穴から降る雨を眺めただ
ろうか
氷河期は雨は降らなかっただろうか

歯科技工士 戸矢 隆の人間の原型を探る4

180万年前
ホモ・エレクトス
ジャワ原人北京原人が登場する

原人である
ホモ・エレクトス
直立感が極まった感である
強い意思を持った直立を感じる

イラク・イランでも発見され
各方面から疑われながらも
我らが明石原人も登場する

出アフリカを果たした原人は
海沿いを歩き
イラク・イラン・インド
陸続きだったジャワ島から
北京・明石へと旅を続けた

あの山の向こうには何があるのだろ
うか

新たな獲物を追い続けて

新天地開拓は

新大陸発見
メイフラワー号
蝦夷地開拓 屯田兵
へと続く

例えば 
世界に分布する
猫科の動物




猫属の世界分布である
猫属はどこで発祥して
どの様な進化を遂げて
現代に至るのであろうか

猫属の祖先は
6000万年前
ミアキスという
イヌ・ネコ・アシカ
等の食肉目にたどり着く







想像図がなかなかあやしい



あなたは
イヌ派ですか ネコ派ですか
「う〜ん 私はネコ派かな」 
とか言ったりしますが
祖先は一緒である

ネコ科の祖先というと
2000万年前の
プセウダエルルスというネコに求め
られるという





それが
100万年前海面が低くなり陸地が
繋がった時期に
アジアからヨーロッパ・アフリカ・
アメリカに拡散する

アフリカに渡った古代猫属が
リビアヤマネコになり
トルコに舞い戻り
メソポタミアで大文明が起こった
1万年前ごろから
人間に飼われだし
いわゆるイエネコになり
人為的も含め
世界に拡散する

人類は世界に拡散する
それは
遥か彼方を望む 
遠いまなざし
あの山の向こうには何があるのだろ
うか
好奇心 冒険心
あるいは
形而上の問題で
直立二足歩行して
全世界に旅立っていったものかと
考えた

しかし
猫属も
アジアからヨーロッパ・アフリカ
アメリカへと旅立っていった
四つ足のままで

全世界に拡散することは
形而上の問題なのか
形而下の問題なのか

直立二足歩行することは
形而上の問題なのか
形而下の問題なのか

原人達は
60万年前
氷河期を迎える

ホモ・エレクトスの1亜流
ホモ・エルガステルから
いよいよ
ホモ・サピエンス
さらに
ホモ・サピエンス・サピエンスが
誕生する

歯科技工士 戸矢 隆の人間の原型を探る3

人間は何故(そこまでして)立った
のか

およそ200万年前に
ホモ・ハビリスが現れる
初めての
ヒト属(ホモ属)に属する生物種と
言われている
1964年に
タンザニアのオルドヴァイで発見さ
れる

オルドヴァイ
 
アウストラロピテクス・ボイセイの
化石人骨

世界最古の石器 礫石器

ホモ・ハビリスの化石人骨
と多くの石器
が発見される
人類進化の最重要渓谷である

タンザニア北部
南半球である

ルーシーのエチオピア
北半球である

アウストラロピテクス南アフリカ

文句なしの南半球ではある

現生人類につながる
最初の
ホモ・サピエンス
ボツワナ北部の塩湖のほとりと云う
説が新しい
とも言われている
南アフリカの北隣り
歴とした
南半球ではある

考えなければならないことは
人間は何故そこまでして立ったのか
と共に
DNAのDNA本人にとっての
左螺旋回転の捻じれである

オステオパシーの書籍に
地球の自転からのコリオリの力によ
って
人体のアシンメトリーが生まれ
コラーゲンの捻じれにも及んでいる
その捻じれは
北半球と南半球で逆転する
との記述がある

コリオリの力による
人体の左螺旋回転の捻じれは
私だけの突飛な理論ではなくなって
きている

だとすると
DNAの左螺旋回転は
北半球でなければならない

生命は何処で生まれたのか
DNAは何処で生まれたのか
人間は何処で生まれたのか

DNAは粘土層の左螺旋回転の筋目
に沿って形作られた
と云う説がある
その粘土層とは何処にあったのか

生命は
深海の熱水噴出口の近辺との説もあ

その熱水噴出口とは
何処にあったのか

北半球なのか 南半球なのか

それともう1つ
人間の全身 
人体はシンメトリーなのか
人間の原型は本当にシンメトリー
なのか

目と耳は左右1つづつでまあ良い
肩 腕 脚 足もまあ良い
骨盤もまあ左右シンメトリーに近い
心臓である
体躯の重心がそこで真ん中である
という科学者もいる
しかし
どう見ても本人の左側に寄っている
肺もその影響で左側が小さい
肝臓は右に寄っている
肝臓は重い臓器と言われている
私自身計ったことはない
トータルとしてシンメトリーなのか
重い肝臓による右重心が原型なのか
コリオリの力による右重心なのか

人間と地球との引力が
全身と下顎位を真っ直ぐにしている
地球の自転による遠心力とコリオリ
の力が
下顎位を北半球ならば
左螺旋回転してずらせている

このリスクの高い
人間を取り巻く力学の中で
何故人間はそこまでして立ったのか
人間の全身は基調として左螺旋回転
に捻じれて
アシンメトリーになっている
ならば
人間の原型はシンメトリーなのか
人間の原型はアシンメトリーなのか

DNAのDNA本人にとっての
左螺旋回転は
いつ どこで
作られたものなのか
北半球なのか南半球なのか

この疑問が正確に分からなければ
人間の下顎位は正確に決定出来ない

ホモ・ハビリス

が長くなってしまった

次はホモ・エレクトスからつづく

歯科技工士 戸矢 隆の人間の原型を探る2

人間 ヒトの原型として
二足直立があり 二足直立歩行がある

二足直立歩行であると
身体の最上位の重い頭部で
地球の自転と公転からのコリオリの力
下顎位をずらされると全身のバランスを
大きく失う

バランスを失ったアンバランスを補正するために
全身自ら全身を歪めさせて全身のバランスを保とうとする
二足で直立して歩いて走るためである

自ら歪めさせた部位には
凝り 痛み 痺れ 機能障害が発症する
全身はそれを百も承知で
全身のバランスのために
自ら全身を歪めさせて
立とうとしている

何故
そこまでして立とうとしたのか
そして
何故
今も立ち続けようとしているのか

それが分からなければ
人間ヒトの原型としての下顎位は
見えてこないだろう

およそ7000万年前に哺乳類の中から
最初の霊長類が生まれた
原猿類と呼ばれる
ツバイと云う猿と言うよりはネズミに似ているリスのような小動物が生まれる

四足で歩いてはいるが
手と足の分化は進んで
手は繊細さと目のしくみと脳の大きさが
既に他の哺乳類を凌駕している
歯牙も前歯 犬歯 小臼歯 大臼歯と
霊長類の特徴も見られる
長い間
私にとっては霊長類の始まりとして
馴染み深い存在であった

木に登り
果実を食べ
果実が発酵した果実酒を常飲していた
霊長類の初めから
お酒とは切っても切れない縁が
延々と続き
私に至るのである

しかし 
最近の研究でツバイは霊長目では無く
登木目と云うことになった

およそ5600万年前の化石に見られる
現在の霊長類に近い特徴を持つ動物を起源とする説と

およそ6590万年前の化石に見られる
プレシアダビウス目に属する
2種類のプルガトリウスが霊長類の始まりではないか
あるいはもっと古い化石があるのではないか
とする説がある

私か知りたいのは
ヒトは多くのリスクが予想されただろうに
何故立ったかである

霊長類の起源の年代はよいとして
とにかく霊長類は木に登り
指が5本になり
親指が他の4本の指と対向して
木の枝を握れるようになる

木から木へ飛び移るために
距離感を掴むために両目が前を向くようになる

やがて
姿が猿になってゆく


およそ4000万年前
霊長類の亜目として
類人亜目が霊長類から別れ出る
後ろ足立ちが出来
鉤爪から平爪になり
顔も人間に近づいて来る

およそ3000万年前
ヒト上科として区分される
尾のない猿が現れる
現存の猿で言うと
テナガザルなど

およそ1700万年前
ヒト科の大型猿が現れる
現存の猿で言うと
ゴリラ チンパンジー オランウータン
など

およそ500万年前
ヒト亜科と呼ばれるピテクス(サル)の
語尾がついた
大きな脳を持ち
楽々と直立二足歩行が出来る
猿人が現れる
アウストラロピテクス(南の猿)である
なかなか雑な命名である

およそ318万年前
の化石人類
アウストラロピテクス・アファレンシス
の女性の化石が
1974年11月24日
中東アフリカ・エチオピアで発見される
当時
ヒットしていたビートルズ
ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ
に因んて
ルーシーと命名された

ここで霊長類は
二足歩行も出来た猿人から
楽々と直立二足歩行が出来るようになった

ここである
何故霊長類ヒト亜科は立ったのか

立つことによって
両手が自由に使えるようになり
「道具」が使え 「道具」を発達させることが出来るようになった

「道具」により
生身の人間の肉体以上の力を手に入れることが出来る
武器 例えば槍等を持てば
生身の肉体では絶対に歯が立たない猛獣
にも立ち向かえるようになる

そして
直立することで大きな脳が入った
重い頭蓋骨と下顎の頭部を支えることが
出来るようになる
一寸千貫である

ただ
これは直立して出来たことであり
脳をデカくしようとして直立したわけではない
手だって
直立しなくても十二分に使える

何故直立したのか

三木成夫先生は
遠くを見ようとした
と言っている
遠くと言っても
2つ先の信号機の交差点のコンビニ
的な距離感ではない

空間的にも 時間的にも 遥か彼方
宇宙の果て 遠い祖先
面影を求める眼差し

あの山の向こうには
何があるのだろうか

ヒトはアフリカから
ユーラシア大陸を歩き
あの山の向こうには何があるのだろうか
ベーリング海を渡り
アメリカを歩き
パナマ海峡を渡り
南アメリカマゼラン海峡まで渡り
生まれた
アフリカは最南端の喜望峰まで
世界各地に広がった

歯科技工士 戸矢 隆の人間の原型を探る1

宇宙はビッグバンから始まり

素領域の膨張と収縮から
振動と回転が始まり
螺旋回転と渦巻きが生まれ
回転から素粒子が生まれる

素粒子は陽子になり電子になり原子が生まれる
原子は元素になり物質が生まれる

素領域の膨張と収縮から
宇宙の拡散と収束が生まれ
拡散は宇宙の膨張を生み
収束は星を形成する

収束は
銀河系を生み
太陽系を生み
地球と月を生む

宇宙からのアミノ酸の飛来により生命が生まれる

脊椎動物が生まれ
哺乳類が生まれ
霊長類が生まれ
ヒトが生まれ
ヒトは立つ
四つ足は
手と足になる

私が生まれる

わたしのからだのかたち

私達人類は全ての生命と同じく
素領域の中で
膨張と収縮 振動と回転
螺旋回転と渦巻き
と共に誕生して
今もその中にいる

同じ環境 同じ条件の中で
無数の生命が
それぞれのかたちを形成して
絶滅し 
あるいは今も生き続けている

年代や地球上の位置 地域により
気候 気温 酸素の量 風土 土地
に適応した無数の命のかたちが生まれる

それぞれの命のかたちは
なろうとして成ったかたちなのだろうか
なるべくして成ったかたちなのだろうか

蝶や蜻蛉は綺麗に左右対称のシンメトリーである

同じ蝶でも種類によってかたちは違う
同じアゲハ蝶ならばほぼ同じであり個体差の区別は私にはつかない

同じ牛や馬や鹿も種により姿形は違う
同じ馬の同じ種で同じ色であれば
私には区別がつかない

人間も人種によって違う
同じ人間の同じ人種であっても
これは私にも個々の区別がつく

母と隣のおばさんとを見間違えることはない

鯵と甲虫と猫と犬と牛と馬と鹿と猿と人間が並んていても瞬時に見分けがつく

命のかたち いきもののかたち

日本人の全身に左上がりの左螺旋回転の捻じれを見い出すことか出来る
日本人は北半球に居住しているので左螺旋回転なのである
これは地球の自転と公転から受ける宇宙の法則である

月の引力からもヒトの人体に大きな影響を受けている

宇宙全体が螺旋回転 渦巻きの中にある
 
地球の物体全てが螺旋回転 渦巻きの中にあり
螺旋回転 渦巻きからの力を受けて
気体も液体も固体も鉱物も植物も動物も
北半球では左螺旋回転に捻られいる

ここまでは自然現象であり
宇宙の法則 自然の法則に則っている

口腔内の天然歯牙に虫歯が出来る
ここからである
歯科医院に行き虫歯治療を受ける
ここからは宇宙の法則 自然の法則から踏み外す

虫歯を削り 銀歯を入れる
宇宙の法則 自然の法則に則ったヒトのからだのかたちを
容易く変えてしまう

全身と下顎には左螺旋回転の力が働いているのである
虫歯を削る一削り毎に
下顎のずれに抵抗している咬合接触点を失い
下顎は左螺旋回転してずれてゆく

クラウンと呼ばれる全部鋳造冠では
天然歯牙の咬合接触点を全て削り
ブリッジと呼ばれる3本連続鋳造冠では
天然歯牙の3本全ての咬合接触点を削り
下顎は飛躍的に大きく左螺旋回転してずれてゆく

二足直立の人間の全身の最上位で重い頭部の重い下顎がずれて生まれたアンバランスを
人間自ら全身を歪めさせて
全身のバランスを取ろうとする
歪めさせた部位には
頭痛 肩凝り 腰痛 膝痛 足首痛 足裏痛 等の
凝りや痛むや痺れや機能障害が発症する

慣行の歯科治療は
全身を見ず
宇宙の法則も自然の法則も知らず
考えもせず

全身全体の一部を全身全体を見ずして
宇宙の法則も自然の法則も無視して
全身全体のバランスを保つている
全身全体の一部のかたちを勝手に変えて
全身全体のバランスを壊している

全身のバランスを壊すと云うことは
全身を壊していることと同じなのである

歯科大学で教えているままの
現行の慣行歯科治療を
直ちに変えなければ
歯科治療が日本人の全身疾患を生み続けている構図は変わらない